資本とは
資本とは、基本的には「お金」と言う意味です。
しかし、その「お金で、さらにお金儲けができる」というニュアンスがあります。
もともと資本があるから、お金儲けができて、さらに資本が増えるのです。

「資本」とは、「それを使って儲けられるもの」です。
なので、実は「お金」とは限りません。
例えば、魚屋さんにとって、「船」は資本です。
また、服屋さんにとって「工場」が資本です。

ほかにも、「体は資本」という言葉があります。
これは、「体も大事な働くための道具」というニュアンスです。
「健康な体=人生で一番大切な資本」ということです。
「資本」と「お金」の違い
資本は、お金のことです。
しかし、買い物するためだけのものではありません。
例えば、アイスクリームを買うためにお金を使った場合、アイスを食べたら、それっきり、何もありません。
しかし、資本は、お金を増やす目的で使われます。
例えば、工場を立てて、お金を稼ぐことなどです。
資本は、「お金稼ぎのためのお金」です。
資本家
次に、資本家という言葉について紹介します。
「資本家」という言葉は「お金持ち」に似ています。
しかし、「お金持ちの人が全員、資本家」というわけではありません。
お金持ちというのは、単純にお金をたくさん持っている人のことを指します。
一方で、資本家は、資本を使って会社を大きくします。
会社を大きくするというのは、人を雇ったり、工場を建てたりすることです。

資本を持ってる人のことを資本家と言います。
ただし、お金持ちと違って
資本家は、労働者を雇って、会社を経営します。

資本主義
最後に「資本主義」という言葉を紹介します。
私たち、日本人は、資本主義の世界で生きています。
資本主義をまったく取り入れていない国は、ほとんどありません。
(ちなみに、北朝鮮は、資本主義の仕組みが少ない国です。)
資本主義というのは、国が管理するのではなくて、国民が自由に売ったり買ったりする社会のことです。
資本主義では、個人が資本を持つことができて、何を売るか、何を買うかは自分で決めることができます。
資本主義は、競争社会です。
競争があるからこそ、みんなが努力をして、より良い商品が生まれます。
しかし、資本主義は、勝ち負けがあるので、不平等が生まれやすい仕組みでもあります。

