「便利な機械」を自分だけが持っていて、他の会社が持ってないとき、特別剰余価値が生まれます。
特別剰余価値とは何か?詳しく見ていきます。
機械
便利な機械を持っていると、とてもラッキーです。
商品を早く作ることができるからです。
例えば、ケーキ屋で働いているとき、ハンドミキサーがあれば、疲れないで、生クリームを泡立てることができます。

他の会社は機械化してない
他の会社が機械化してない場合、もっとラッキーです。
自分たちだけが、早く商品を作れるからです。
競争に勝ちやすいと言うことです。

自分だけ機械を持ってる時に、特別剰余価値が生まれます。
特別剰余価値
例えば、周りの会社はケーキを手作業で作っているので、作るのに時間がかかるのに
自分の会社は機械を使っているので、早くケーキを作ることができる、という状況があるとします。
この場合は、自分の会社だけが他の会社よりも早く商品を作ることができます。

自分の会社だけ、便利な機械を持っていると、儲けられるのです。
これが、特別剰余価値です。
次に、関連する新しい言葉を紹介します。
社会的価値
社会的価値は、テストでいうと「平均点」みたいなものです。

他のみんなは、機械を持っていません。
そのため、社会的価値(みんなの平均)は、変わりません。
個別価値
個別価値は、テストでいうと「あなたの点数」みたいなものです。
機械があると、今までよりもカンタンに儲けることができます。
個別的価値(あなたの作るコスト)は、小さくなります。

機械化すると、「社会的価値」と「個別的価値」の差だけ他より儲かることができます。

機械化すると、同じ時間内により多くの商品を作れるようになります。
そして、自分の商品を、他社と同じ値段(社会的価値)で売れば、儲けられるのです。

安く作れる分、儲かるということです。
労働者の賃金は変わらない
機械化すると、今までより短い時間で、お金を稼げます。
つまり、労働者の生み出す価値は増えます。
しかし、労働者の賃金は変わりません。
労働者は、「自分の生活費の分」しか給料として受け取りません。
機械化すると、短い時間で「自分の生活費の分」を稼いでしまいます。
つまり、必要労働時間が短くなります。

すると、剰余労働時間が多くなります。
剰余労働時間が多くなれば、剰余価値が増えます。
この増えた剰余労働(利益)が「特別剰余価値」です。

いづれは無くなる
特別剰余価値を生み出すためには、他の会社が持ってない便利な機械が必要です。
また、便利な機械を持っていても、他の会社もその機械を欲しがります。
そして、真似してきます。
こうして、他の会社もその機械を使うようになれば、自社の特別剰余価値はなくなってしまいます。
安く


