「お金は長期的には中立」って、どういう意味?イラストで分かりやすく解説

フリードマン

中立とは

中立とは、人を困らせるわけではないし、人を喜ばせるわけでもないということです。

インフレは中立

インフレは、長期的に考えると

誰かを困らせるものではなく、誰かを喜ばせるものでもないのです。

短期的には

たしかに、短期的には、インフレは中立ではありません。

急にインフレになったら(物価が上がったら)困ります。生活費がかさむからです。

物価が上がれば賃金が上がる

物価が上がった時は、労働者は賃金を上げるように要求します。

物価が高くても、賃金も高いなら、誰も困りません。

物価が上がれば、賃金も上がるようになってるのです。

 

長期的には

物価が上がれば、賃金が上がります。

インフレは、長期的に考えると、誰かを困らせるわけではないし、誰かを喜ばせるわけではないのです。

購買力 

購買力とは、そのお金で、どのくらいモノが買えるかということです。

インフレになっても、長期的に見れば、購買力が変わりません。

フリードマンは「インフレになっても、買い物できる量は変わらない」と考えました。

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