フリードマン

まず、筆者が勝手に考えた例え話をします。 あるところにボロボロの道路があったとします。 その近くに住んでいるお金持ちのAさんが、自分の周りの道路をもっと便利にするために自腹で道路を修理したとします。 そしたらその分、道路...

失業者とは、働いていない人たちのことです。 働いていない人は、給料をもらえないので、貧しくなっていってしまいます。 失業者がたくさんいる問題のことを「失業問題」と言います。 失業問題を放っておくと、貧困が広がって...

「中立」というのは「有益でもないし、有害でもない」ということです。 「貨幣は中立」という言葉の意味は、国のお金の量を増やしても、誰も助けないし、誰も傷つけない。中立である、ということです。 「貨幣中立説」は「国のお金の量を増や...

「失業は、市場の力で解決する」というのが小さな政府の考え方です。 なぜ、失業問題を放っておくべきなのでしょうか？ イラストで見ていきます。 はじめに この記事に登場する人は2人です。 「労働者」と「企...

労働者 まず、労働者は「働くか働かないか」をどのような判断で決めているのかを、確認します。 フリードマンは、その基準は「賃金が高いか安いか」だと考えました。 フリードマンがイメージする失業者とは「賃金が高...

供給は需要を作り出す 「供給は需要を作り出す」という言葉の意味は、「作れば買ってくれる」ということです。 パン屋さんにおいて、供給とは、パンを作ることです。 そして、需要とは、パンを買うことです。 ...

景気が悪くなると、デフレになり、国のお金が回らなくなります。 こんな時は、どうすれば良いのでしょうか？ ケインズやフリードマンの考えを見ていきます。 不景気とは 不景気とは、みんながお金を使わない状態のこと...

一般的には、国内のお金が増えたら、景気が良くなると考えられています。 しかし、フリードマンは、国のお金を増やしても、景気が良くならないと考えました。 なぜなら、金利が上がると、投資が減るからです。 国内のお金を増...

お風呂に水を入れると、水位は上がります。 お風呂の水を減らすと、水位は下がります。 物価もこれと同じです。 水=お金 水位=物価 お風呂=国 　 国にお金を入れると、物価が上がりま...

実物的現象 ケインズは、インフレは実物的現象だと考えています。 給料が増えると、買い物できる量が増えます。 そして、給料が減ると、買い物できる量が減るのです。 また、物価が上がると、買い物できる量が...