いつ起こった?
1929年にアメリカのニューヨーク株式市場で株価が大暴落しました。
これが世界恐慌の始まりです。

なぜ起こった?
世界恐慌が起きた理由を、教科書的に説明すると
- 景気が良すぎて株が実際の価値以上に買われていた。
- 株価が下がると、多くの人が一斉に売り、銀行や企業も経営が悪化した。
ということです。
今日は、これについて詳しく見ていきます。
株とは?
まず株とは何でしょうか?
例えば、Aさんは、パン屋さんを作りたいです。
でも、お金がありません。
そんな時、株を買ってもらいます。
それでAさんは、お金を手に入れることができます。

ここで、ポイントとなってくるのは、株を転売する人もいるということです。
株主同士で株を売買する場合もあります。

株主同士で株を売買するときに、株の値段は、大きく上がったり、下がったりします。
毎日、いや、毎秒、値段は変わります。
そして、株で儲けようとする人も出てくるというわけです。

株で稼ぐ方法
株というのは、フリマアプリの商品と似ています。
- 欲しい人がたくさんいる商品 → 値段が上がる
- 欲しい人が少ない商品 → 値段が下がる

人気が出そうだと思われる株をみんなよりも早く買っておけば、儲けることができます。
実際に人気が出て、人気絶好調の時に売ればいいからです。

しかし、世界恐慌の時は、上手くいかず、大変なことになりました。
世界恐慌とは?
世界恐慌の前は、「株は必ず上がる」と考える人が増えました。
好景気が長く続いていたからです。
お金を借りてまで株を買う人もいました。
しかし、ある日、株価が下がり始めました。
そして、株価が下がるということは、損をしてしまうということです。
「もっと下がる前に売ろう!」と、みんなあわてて株を売りました。
すると、売る人ばかりになり、株価はさらに下がりました。
そして、株価が大暴落して、景気が悪くなってしまったのです。

株は人気がなくなると、ガーっと値段が下がります。
すると、買った時よりも、値段が下がってしまうこともあります。
こうして、たくさんの人が同時に「困った!」となってしまったのが、世界恐慌です。

株価が下がると、早く売ろうとする人が増えます。
早く売っちゃう方が、損を防げるからです。
売らずに、株をずっと持ってると、その会社が潰れて、一円も取り戻せないということもありえます。
そうなる前に、売ってしまおうとする人が増えました。
銀行が倒産
こうして株価が大暴落した結果、銀行まで潰れました。
その理由は、お金を借りて株を買った人が、借金を返せなくなったからです。
銀行は貸したお金を回収できず、倒産してしまいました。

