外国人が儲けるのは悔しい
「関税が必要だ」という考え方の根底には「外国人が儲けるのは悔しい」というものがあります。
という説明をすると、語弊があるかもしれませんが、覚えやすいと思います。
例えば、トランプ大統領は、中国の商品に関税をどんどんかけたのでニュースになったこともあります。
外国人というのは、ビジネスにおいては「ライバル」です。
ライバルが儲かったら、「悔しい」というか
自国の産業が廃れやすくなってしまうので、喜ばしくないのです。
関税を増やすと輸入品は売れづらくなる
関税とは、税金の一つです。
関税をかける理由は、輸入品の値段を高くするためです。
「輸入品を買うなら、税金を払ってね」ということです。

輸入品には、商品に関税が上乗せされています。
一方で、国産品には、関税がかかりません。
関税がかかるのは、輸入品です。
つまり、海外の商品です。
国産品には、関税がかかりません。

輸入品に関税がかかると、お客さんは、輸入品を買うときに、税金を払わなければいけません。
つまり、「輸入品の値段が高くなる」ということです。

こうなると、お店の店頭で、高い輸入品・安い国産品が並ぶことになります。

商品は、安い方がよく売れます。
もし、りんごが2つあって、値段が違ったら、安い方が売れるのです。
もし、輸入品の値段を高くすれば、相対的に、国産品が「マシ」に見えます。

輸入品が高くなると、相対的に、国産品が安く感じるようになります。
お客さんは、高い商品を買いたくないので、輸入品の値段が高くなれば、消去法で、国産品を買うことになります。
こうして、国産品が売れやすくなるのです。

国産品が安くなれば、国産品がよく売れるようになります。
これが、関税の狙いです。
輸入品が売れないようにするために、「関税」をかけるのです。
関税の仕組み
関税のしくみについて、見ていきます。
商品は、関税がかけられると、その分、売る時の販売額が高くなります。
リンゴが売れた場合は、関税の分は日本の政府が受け取ります。
そして、リンゴの代金は農家が受け取ります。

買い物について
買い物についてです。
お客さんは、安い商品を買います。

お客さんは、商品が、国産品か、海外のものかは、あまり気にしません。
基本的には、値段で決めるのです。
関税の目的
しかし、関税はズルイものではありません。
国の産業を守るために必要なものなのです。
日本は、農業が苦手だと言われています。
努力はしていますが、農家の方が高齢化していたり、台風が多かったりで、農作物を安く作るのが難しいのです。
そのため、日本は、農業において、ライバルに負けやすいです。
だから、関税が必要なのです。

関税の目的は、国内の農家さんを守ることです。
関税をかければ、海外の商品を高くすることができます。
つまり、国内の農家さんが、海外と競争しなくて良くなるのです。

関税障壁
輸入品に関税をかけることで売れづらくすることを、関税障壁と言います。
非関税障壁
一方で、関税以外の障壁のことを非関税障壁と言います。
例えば、輸入する数を制限することです。

日本製品は数量を制限するということです。

