重商主義とは「国はお金をたくさん集めるほど強くなる」という昔の考え方です。
重商
「重」とは、「重要」という意味です。
大切にするということです。
「商」とは、「商工業」です。
売ったり買ったりする活動のことです。

つまり、重商主義とは、売ったり買ったりする中で、お金を集めようという考え方です。
お金を儲ける方法
売ったり買ったりする中でお金を集める、というのは、どういうことなのでしょうか?
詳しく見ていきます。
重商主義者がお金儲けをする方法は、貿易です。
貿易とは、外国を相手に、売買することです。
まず、輸入です。
輸入する時は、相手の国にお金を払います。

輸入する時は、お金を払います。
つまり、お金が海外に出て行ってしまうのです。
当時の王様は、輸入を嫌いました。
一方で、輸出は大歓迎でした。

輸出をすれば、お金を払ってもらいます。
輸出は儲かるのです。
そのため、重商主義の人は、輸出が好きです。
当時の人々は、できるだけ輸出をたくさんして、輸入をしないようにしてました。
金銀が富
重商主義では、金銀こそが富であると考えられていました。
できるだけ、金銀を国に溜め込んでいました。
その理由は、戦争になったら、お金が必要だからです。
当時は、たびたび戦争が起きていたので、戦争が起きた時に困らないように、普段から金銀を貯め込む必要があったのです。

植民地
この時代は、植民地を作る発想が出てきました。
植民地を作って、そこから、原材料を安く買ったのです。
また、自分の国で作ったものを、植民地に売りつけました。

立場の弱い相手に商品を売りつけたら、相手はしぶしぶ商品を買ってくれます。
そのため、当時の先進国は、植民地と不平等条約を結んで、貿易で富を増やしました。
重商主義の背景
重商主義が流行った背景についてみていきます。
重商主義が流行った16〜18世紀は、絶対王政の時代でした。
王様たちは、自分の生活を維持するために、もっとお金が必要だったのです。

重商主義で、金銀を国内に貯め込んだので、とても富が増えました。
しかし、市民は、自由を制限されたので、不満が溜まっていったのでした。

