政府が公共事業をすると、モノの値段が高くなり、インフレになっていきます。
その流れを説明していきます。

公共事業
不況になったら、政府が財政支出を増やすことによって、景気を良くします。
財政支出を増やすとは、政府のお財布の中のお金を使うということです。
財政支出として、公共事業をします。
公共事業をするには、(政府にとっては)お金が必要です。
例えば、橋を作ってくれる人に給料を与える必要があります。
つまり、政府がお金を使うと、国民が給料をもらえます。

政府がお金を使うと、景気が良くなるのです。
財政支出をすることは、公共事業をすることであり、景気を良くすることなのです。
公共事業を増やすとインフレになる理由
給料が増えたら、買い物する人が増えます。
給料が増えると、商品が高くても、買える余裕が出てきます。
商品が高くても売れるときは、お店は商品の値段を上げます。
給料が増えると、モノの値段が上がりやすいのです。

「需要」とは?
需要とは「買いたい」と言う気持ちです。
人々は、給料が増えると、「買いたい」という気持ちが大きくなります。
お客さんが増えるので、お店が儲かって景気が良くなります。
需要が増えるということは、お店が儲かることなので、いいことです。
インフレとは
インフレとは、お店の商品の値段が高くなってしまうことです。
インフレがいいことかどうかは、状況によります。
アベノミクスでは、インフレはよいことだと考えられていました。
お店が受け取るお金の量が増えるからです。