投資の限界効率とは?イラストで分かりやすく解説

経済学入門

投資が増えれば、失業者が減ります。

そのため、景気が悪い時は、投資を増やすようにすると、景気を回復させられるかもしれません。

投資が増えると、景気が良くなる理由

投資が増えると言うことは、企業が何か買い物をすると言うことです。

例えば、物を運ぶビジネスを始めるとします。

ビジネスを始めるためには、トラックが必要です。

トラックを買って、そのトラックを使ってビジネスをするなら、トラックを買うことが「投資」です。

誰かがトラックを買うと、トラックを売った人は、儲かります。

誰かが買い物すると、その分、儲かる人がいるのです。

そのため、投資する人が増えれば、景気が良くなります。

投資とは

ここでの投資という用語は、「株に投資する」という意味ではありません。

マクロ経済学での「投資」は、工場や機械設備にお金を使うことです。

お金を借りる

投資する時に、お金がなければ、銀行からお金を借ります。

お金を借りると、利子をつけて返す必要があります。

この利子の大きさを表すのが金利です。

金利が高ければ、返済には多くのお金が必要になります。

つまり、金利が高いと、トラックを買うことが魅力的ではなくなります。

つまり、金利が高ければ、投資したくないのです。

投資をするかどうかの判断基準

投資をするかどうかの判断基準は「投資をした方が儲かるかどうか」です。

つまり、トラックを買って得られる利益の大きさと、金利を比較するのです。

投資をしたら、儲かるかもしれません。

しかし、お金を借りる場合、利子をつけて返さないといけません。

投資の限界効率

トラックを買って、儲けられる利益の大きさのことを、投資の限界効率と言います。

投資の限界効率と金利を比較する必要があるのです。

金利が低い時は、投資した方がお得です。

なぜなら、お金を返す時の利子が小さいからです。

最後に

景気を良くしたいなら、投資を増やすことが大切です。

そして、投資を増やすには、金利を下げることが大切です。

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